社長ブログ
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プレジデント社から書籍が出ます
このたびプレジデント社から書籍の出版が決まりました!
人口爆縮が進むこの国において、地方の中小企業が取るべき「攻め」と「守り」の経営手法について、当社がこれまで蓄えてきたノウハウを余すところなく詰め込む予定です。
年末頃の販売開始を目指していますが、その予定だと今から書いて8月までに約10万字の原稿を仕上げなければいけないらしく、相当ハードな予感がしていますが、気合いを入れて書くので期待していてください!

また、先日声がかかった8月6日の東京ビッグサイトで開催される賃貸住宅フェアのセミナーでは、『北海道5地域シェアNo.1!地域特化ポータルの“絞る”経営戦略』というタイトルでスピーチすることになりました。
さらに、6月4日と5日に開催されるIREM JAPAN札幌アワードにも当社がブース出展することになりました。
展示会は今までやってこなかったので、この機にノウハウが溜まればいいなと思います。
重要なのはとにかく試行回数だと思っています。
量をこなす前に質を高めようと時間をかけすぎても、それだけでは外からの反応や失敗からの教訓が一向に溜まらず、そんな経験値で出すアウトプットはどのみち大幅に修正することになるからです。
また、最近あらためて実感するのは「わからない=できない」ではないということです。
やったことがなくてもやってみると宣言し、そこからがむしゃらに勉強し、不要なプライドは捨てて人に聞き、期限までになんとか形にする。
失敗しても多少恥をかくくらいで済むので、経験を積めるメリットの方が大きいです。
何事も1歩目さえ勇気を持って踏み出せば、2歩目以降は相当ラクになります。
努力しないと何事も維持できない
私は若いころ、20代はとにかく動いてスキルを磨き、30代で教育やマネジメントを覚え、40代ころから少しずつ落ち着き始めるのかなと勝手にイメージしていました。
しかし、現実は違いました。むしろ歳を重ねるごとに走るスピードが加速している気さえします。もしかしたら「老い」から来る恐怖が本能的にそうさせるのかもしれません。
私自身、40代になってハッキリ感じたのは、「努力しないと何事も維持すらできなくなる」という感覚でした。
「最近、体力落ちたのかな…」という日々が続き、それに伴い気力も落ちてきます。何をしても疲れやすく、あらゆるチャレンジが面倒になります。するとさらに体力も気力も落ちて…まさに負のスパイラル。
「40代でこれはまずいんじゃないか」と怖くなってきたときに、ふと、俳優で歌手の加山雄三さん(現在87歳)の書籍を手に取ったら、「70歳からは攻めの姿勢でいかないと、だんだん前に進めなくなる」といったことが書かれてあり、まだ40代で疲れ始めている自分が恥ずかしくなりました。
そこからは心機一転、毎朝、体力UPの体操(バーピー)をし、定期的にジムで筋トレ。昼食はサラダと納豆とサバ缶、夕食はとり鍋。週に1〜2回テニスにも通い、今月は初めてダブルスの正式な大会にも出てみることにしました(緊張)。
小さなチャレンジでも、挑戦するクセをつける練習だと思ってトライするようにしています。
おかげで公私ともにより忙しくなっていますが、日々、充実しています。
「残りの人生で、今日が一番若い日」という名言を胸に刻み、まだ見ぬ明日へ駆け抜けます!


鈴木 太郎
(株)ラルズネット代表取締役社長。函館市出身。2006年明治大学卒業。宅建士資格を取得し、野村不動産ソリューションズ(株)入社。不動産仲介(法人営業)に携わる。その後、講師職を経て2010年当社入社。営業部にて制作事業の売上を3倍にリード。2013年同社GM就任。同年、総売上最高値更新。2014年同社常務取締役就任。営業、商品企画、経営戦略を担当。2020年から現職。
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