社長ブログ
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行政との連携強化〜函館市役所への提案〜
こんにちは!鈴木です。
先日、北海道の千歳・苫小牧に出張し、お客様のところに伺わせていただきました。移動途中で今話題になっているラピダス社の千歳工場建設予定地を視察に行ったりしました。
現場を見て歩くことで、「連合隊でこんな検索もできたら便利だな」など、新しい発想も湧いてきます。

また、別の日には、行政との連携を深めるため函館市役所に訪問してきました。具体案として私から市の担当者に次のように伝えました。
「函館市が用意している不動産に関する補助金制度ですが、市のホームページの奥底に書かれているだけではほとんど見てもらえません。補助金制度は物件情報に直接紐づけるべきです。函館連合隊は函館の約9割以上の不動産会社様が参加しており、函館の物件情報が3万件以上掲載されています。当社と連携すべきです」と。
目の前の担当者は納得してくださったのですが、地域ごとに管轄の課が違うとのことだったので、「それであれば、今日、これから全部の課に説明させてください!」とお願い。
違う課にも繰り返し同じ説明をしていると、途中から、「メリットがよくわかったので、残りの課にはこちらから説明しておきます。ご提案いただいた流れで進めましょう」とGOサインをいただくことができました。

新しいことをやってみることが、成長する唯一の方法
「勇気を出して新しいことをやってみる」
個人も企業も、これが成長する唯一の方法かもしれません。
新しいことを始めると、最初は当然、まったく何もわかりません。いろいろとうまくいかないですし、「そんなことも知らないの?」と言われ、恥ずかしい思いもたくさんします。
そのたびに、検索したり、本屋に駆け込んだり、詳しそうな人に聞いたりして、必死に覚えることになります。そのうち「どうやらこんな感じらしい」と、取っ掛かりが見えてきます。それを外に展開してみると、「この点は良いけど、この部分は変だよ。普通こうだよ」など反応が返ってきます(←感謝)。
それを参考にまたゴリゴリ改善していきます。これを繰り返すと、いつの間にかその分野のスキルや知識が身につき、ときには周囲から応援も集まります。
このサイクルがいわゆる「成長」だと私は考えています。

知っていること・できることだけを続けていては、自尊心はキープできても、成長はしません。
それだと、整備された競技場での短距離走なら走れるかもしれませんが、悪天候・難コースでの長距離マラソン(つまり現代社会)を走るための体力と精神力はつきません。
当社では、事務スタッフを含め、全社員に入社時に「毎年やったことのない新しい分野にチャレンジすることになると思ってください」と伝えています。
動きが変われば景色が変わり、景色が変われば気付きも変わります。
「新しい動きをしていけば、また見えてくるものがある」。この言葉は、当社の会長も昔から口癖のように言っていて、社内文化にもなっている考え方なのです。

鈴木 太郎
(株)ラルズネット代表取締役社長。函館市出身。2006年明治大学卒業。宅建士資格を取得し、野村不動産ソリューションズ(株)入社。不動産仲介(法人営業)に携わる。その後、講師職を経て2010年当社入社。営業部にて制作事業の売上を3倍にリード。2013年同社GM就任。同年、総売上最高値更新。2014年同社常務取締役就任。営業、商品企画、経営戦略を担当。2020年から現職。
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